PAC-MAN x beautiful people

ビューティフルピープルでは、日本を代表する人気ゲームキャラクターである『パックマン』と初のコラボレーションアイテムを発売します。1980年に登場し、黄色く丸いキャラクターがクッキーを食べ進めるというシンプルなゲーム性やキャラクターを、beautiful peopleならではの視点と高度な技術で表現した特別なコレクションを紹介します。

クラフトマンシップを映し出す編みの表現

今回のコラボレーションでは、『パックマン』の象徴的なゲームグラフィックをニットというクラフトマンシップある技法で表現しています。前身頃には、ゲームステージ、後ろ身頃にはスタート画面のグラフィックを配置しています。使用可能な色数が限られるニットですが、インターシャ(絵柄を糸で描く編み技法)、ジャカード(糸を渡して模様を編む技法)、刺繍という3つの技法を組み合わせることで、本来の制約を超えた色彩と奥行きを実現しています。 さらに、ゲーム内で欠かせないクッキーの数や配置も実際の画面と同じにするなど、ディテールまで忠実に再現することで、クラフトマンシップと遊び心が交差するビューティフルピープルらしいアプローチから生まれたニットです。

遊び心を潜ませたグラフィックの仕掛け

前身頃のゲームステージ、背身頃のスタート画面という構成は一見オーソドックスに見えます。しかし、背面のグラフィックを上下反転させることで、洋服の「上下」という既成概念をゆさぶるビューティフルピープル独自の視点を反映しています。 洋服の新たな在り方として継続して提案している「ダブルエンド」の発想 ――洋服を前後や上下という既成の枠から解放し、新たな可能性をもたらす構造的アプローチ―― と呼応しています。同時に、アーケード筐体のスタート画面がスクロールしてゲームが始まるという1980年代特有の仕様から着想を得ており、パックマンのアーケード筐体をプレイしているかのような体験ができます。『パックマン』が持つノスタルジーな一面、ほかにはないパターンテクニックを用いるビューティフルピープルの革新性を同時に纏う一枚に仕上げています。

異なる価値を重ね合わせるシアートップス

シアートップスは、ビューティフルピープルの定番素材であるコットン100%のシアージャージー素材を使用しています。繊細な透け感と柔らかな肌触りを持つ上質な生地に、ゲームカルチャーを象徴する『パックマン』のフォントを重ね合わせることで、異なる価値の掛け合わせを表現しています。 フロッキープリントで表現されたパックマンフォントの“C”の文字は、ゲームキャラクターを想起させながらもどこか普遍的な水玉のような柄にも見えるデザインです。日常に溶け込むグラフィックとして、ゲームアイテムに親しみのない人にも、自然に取り入れることができます。 繊細なシアー素材と遊び心あるゲームモチーフという、一見相反する価値を組み合わせることで、クラフトとポップカルチャーを横断するビューティフルピープルらしい新たなアイテムです。

『パックマン』とは

「パックマン」は、業務用ゲーム機として1980年に発売され、「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス記録にも認定されている、世界で最も有名なゲームキャラクターのひとつであり、バンダイナムコエンターテインメントが誇るIP(Intellectual Property:知的財産)です。日本はもちろんのこと、80年代に米国で「パックマン フィーバー」といわれた空前のブームを巻き起こし、現在でも同国での認知度は98%、また米国以外でも多くの国・地域で90%以上の認知度を誇ります。(「パックマン」海外認知度:株式会社バンダイナムコエンターテインメント独自調査結果より)