Standards 02 Wool Pile Duffle Coat ウールパイルダッフルコート

Origin起源

ダッフルコートは北欧の漁師の仕事着であり、第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として広く使用されていました。元は男性用に作られたウェアなのです。

Fabric生地

生地は二重織り組織。表側の糸を仕上げ工程でカットして表面を「立ち毛=パイル」で覆ったボリューム感のある豪華な雰囲気のコート地に仕上げています。

最初に、生地の表が無地のヘリンボーン、裏が5色使いのチェックの二重織組織の生地を織り上げます。その生地をその後の作業をしやすくかつ風合いを出すために一旦、生地を縮絨機にかけて少し縮ませます。それを乾燥させた後、「立ち毛=パイル」を作るために「起毛=緯(ヨコ)糸を引っ掻いて毛羽を立たせる」」と「剪毛(せんもう)=毛羽を切る」を繰り返し。仕上がりが生地の状態や環境によって変わってくるため、パイルカット部分が綺麗にカットできるまで、その都度様子を見ながら6回から10回程この作業を繰り返しマス。1回に1日以上かかる、とても根気の要る作業なのです。その後特殊な機械を用いて寝ている毛羽を起こし、カット部分を鮮明にさせる工程を施して、長さを揃えるために更に剪毛をして仕上げます。これらの工程は短くても1.5~2ヶ月程かかり、手間暇かけて数々の作業を経て出来上がり。作るのが技術的に難しいため、今ではとても珍しい生地となっています。

Size & Silhouetteサイズ&シルエット

そもそもダッフルコートは男性用に作られたウェアのため、これまでのbeautiful peopleのダッフルコートもメンズライクなストレートシルエットを再現していましたが、ややウエストを絞りつつ裾まわりを広げたことによって、従来よりも女性らしいシルエットに。また、肩が華奢に見えるように肩まわりは少し小さくし、その代わりに袖まわりに運動量を出して腕が動きやすいように調整しています。

Detail Designディテールデザイン

【トグル・ループ】

元々は寒い地域で着用される仕事着であったため、手袋をしたまま着脱できるようにトグルという浮型の留め具と対になるループ数組によって留めることができるように作られています。beautiful peopleのダッフルコートは本水牛のトグルと本革の革紐を使用しており、本水牛のトグルは天然素材のため大きさや色が一つひとつ異なります。実はこのトグル、芋版にヒントを得て丸の面に「bp」のロゴが彫られており、判子になるというギミックが施されている、遊び心にあふれた付属品なのです。

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