アメリカ出身のヘヴィメタルバンド。元メタリカのデイヴ・ムステイン（vo,g）を中心に、1983年結成。1985年に、デビュー・アルバム『Killing Is My Business… And Business Is Good!』で音楽シーンに登場。その血生臭さすら感じさせる攻撃的なサウンドで「スラッシュ・メタル」 と呼ばれるジャンルを確立。2002年に解散するも2004年に再始動。2017年には、グラミー賞を獲得。アルバムの総売り上げ枚数が全世界で3,800万枚以上を記録するヘヴィメタルシーンを牽引するバンド。

アメリカの世界的スラッシュ・メタルバンド”MEGADETH”のアートワークをインターシャ編みで表現したクルーネックプルオーバー。繊細かつ高度な技術を必要とし、精密な配色の柄表現を可能とするインターシャの特徴を最大限に生かすことで、立体的なグラフィックに仕上げています。
ウール、アクリル、レーヨン、ナイロン、ポリエステルと5種類の糸を使用し、それぞれの性質による縮率の違いを逆手に取り、強縮絨をかけることで凹凸感を表現しています。また、ブークレと呼ばれる表面に糸の輪が出るように加工された生地を部分使いすることで、より表情のある立体感を表現しています。
さらに、ラメ糸をエッセンスとして取り入れることで、スラッシュ・メタルというMEGADETHの音楽性もあらわした意匠を効かせたグラフィック表現です。

フロントには、MEGADETHのキッズアートワークシリーズを使用。ハードなイメージを持つMEGADETHのアートワークですが、キッズアートワークはどこかコミカルな印象を感じることができます。ビューティフルピープルの根幹にあるキッズシリーズ（『大人のための子供服』）になぞらえて、今回のグラフィックを採用しています。後ろ身頃のグラフィックは、前身頃のアートワークから後ろ姿を連想し、今回のコラボレーションのためにビューティフルピープルがオリジナルで作成しました。

素材は、オーストラリアで産出されたオリジナル別注糸を、特殊紡績により嵩高性と軽さを持ち合わせた編地はソフトな肌触りと暖かみある風合いが特徴です。柄の配色には、毛足が長く柔らかで光沢感を持ち合わせたアンゴラ山羊のキッドモヘア糸と、バルキータッチなアクリル糸、光沢感あるレーヨン糸を繊細に使い合わせる事で独特の凹凸感を表現しています。

ロックニット同様に、フロントにはキッズアートワークを、バックにはオリジナルグラフィックをプリントしたシアーTシャツ。あえて透け感のあるシアー素材で作成することで、ありそうでなかった新しい付加価値のあるロックTシャツです。細番手の綿糸を繊細に編んだコットン100％の希少性の高いシースルー天竺は、ストッキングの様な伸縮性と原料からくる柔らかな風合い、清涼感のあるドライな肌触りが特徴です。

生地の希少性、ロックTシャツなのにシースルーの透け感、バックのオリジナルグラフィック、ありそうでなかった付加価値あふれる１枚です。